【婚活体験談】サークル参加の出会い その1

前回のオフ会では結局良いことなかった私。良い人と出会えるまでめげません!

オフ会での出会いは向いてないのかなと実感した前回。
【婚活体験談】遊園地オフ会

こんな状態になってもまだ婚活パーティーへの参加が怖かったので、次に私が見つけたのは趣味サークル活動でした。
元々趣味なんてほとんど無いしインドア派な私ですが、何をトチ狂ったのかサークル活動に参加しようとしたのです。
たぶんこのあたりから色々人と会う新しい出会いに麻痺してきてるんだと思う。

サークル活動のサイトを見てみると色々なサークルがありましたが、ほとんどアウトドア系でした。
「一緒にマラソンしましょう!」とか「みんなでスノーボードに行きませんか!」などなどリア充ばかりが集まりそうなイベントが多かったです。
いきなりそんな中に入れないので自分がなんとか参加できそうなものを探したところ、ありました!ハイキングサークル!地味!いいね!

派手過ぎず、かといって暗い人たちが集まるような趣味じゃなく、適齢の人たちが集まって、必要なスキルは歩くだけ!
これは自分でも良いサークルを見つけたと思ったよ。

参加する旨を連絡したところ、すぐに返信が来て読んでみると次回のハイキングコースは高尾山でした。
高尾山?え?山?え?・・・登山?
ちょっと待って、山に登りたくない。ハイキングって色々なところを歩きながら話したりすることじゃないの?

でも調べてみたら高尾山は山は山でもゆるやかな山でコースも整備されてるし、ハイキング初心者でも全然楽に登れる山みたいでした。
なーんだ、心配して損したよ。もう遭難してもいいようにチョコレート買ってこなきゃって思ってたところだったから安心した。

とりあえずハイキングだからジャージかな。おしゃれジャージに日焼け止め、その他もろもろ準備OK!
ハイキングで良い出会いがあるかもしれないとワクワクしながらその日は寝たよ。

当日は朝8時ぐらいに集合でした。
来た人数は15人ぐらい。男女比も半々ぐらい。
そして年齢はというとみんな私の一回り上でした!

ほとんどの人が40代でしたが、その中でも唯一30代後半の男性がいました。
鋼の錬金術師のヒューズに似てた。

なんだろうつり橋も渡ってないけど、その中で一人だけ良い感じの男性だったからちょっと惹かれてた。
とりあえずハイキングが初めてとかサークル参加とかも初めてとかで会話の糸口をつかんで話したよ。
ヒューズさんは体を動かすのが好きで色々なところに参加してるみたい。トライアスロンとかもやってるみたいだからほんとに体動かすのが好きなんだなー。
って途中までは色々話してたんだけど、運動不足の私にとっていきなりの運動はやっぱりきつかった。
途中で息切れも激しくなって、空気が薄いから頭も痛くなってきた(そこまで標高は高くない)。

とりあえずヒューズさんは平気な感じだったので先に行ってもらった。
こんな醜態をヒューズさんの前でさらしたくなかったからね。
そしたら後ろにいた同じサークル参加の男性が声をかけてきました。
温水洋一かと思うぐらいそっくりな男性でした。

「ほれほれ、がんばれ!がんばれ!まだ半分だよ」って声かけてきてくれたけど、正直温水に割くエネルギーはもう無かった。
それから温水が先に行ったと思いきや、途中まで行って引き返してきた。
「いま、主催者さんに言ってきたよ。ここでちょっと休憩していきな。」とどうやら私の状態を気遣ってくれたみたい。
ありがとう温水。温水じゃなかったら惚れてたよ。

途中の休憩ポイントっぽいところで休んだ。
なぜか温水も一緒に休んでた。気遣ってくれたから無下にはできないので軽くお話しした。
どうやら温水もこのサークルもハイキングも初めてみたいだ。
温水は49歳、そんな年齢なのによく動けるなって思ったよ。

体力を回復して頂上を目指したところ、もうみんな待ってた。
もう恥ずかしいね。学生の頃太った子がマラソンで最後にゴールした感じと同じだったよ。
みんなで昼食を食べたんだけど、ヒューズさんとここでお近づきにならねばと思いきやヒューズさんは他の女性とお話し中でした。
ああいったところにぐいぐい入っていけるほど強気に出れない私。

結局ヒューズさんとは話せずに昼休憩終わり。
そのまま下山しました。
下山もお話しできるかなって思ったけど、体がついていかなかったし、下山のほうが辛かったから話す余裕なんてなかった。
下山中も温水は近くにいてくれた。私を心配してくれたのかな?

下山してから希望者だけ飲み会に行くことになった。
そこにはヒューズさんもいたから勿論行くことにした。温水も参加してた。
私はなんとかヒューズさんの近くに陣取ることに成功。対面にヒューズさん、その隣に温水。

それから飲み会ではヒューズさんと色々お話しできたんだけど、温水もいちいち会話に入ってきた。
・・・うーん、温水なんか邪魔じゃない?
いや、温水はハイキング中は良かったんだ。でも酒が入った途端、急に強気になってちょっと横柄な態度もあった。

ヒューズさんと話したいのに温水が邪魔。
そんな葛藤をしているうちに飲み会が終わってしまった。
なんとかヒューズさんに連絡先を交換したかったんだけど、結局連絡先を聞けないまま解散。

何も成果を挙げないまま終わってしまった。
そしてそれから3日間地獄のような筋肉痛でした。
今回学んだのは慣れないことをするもんじゃないってことだった。